回の家 〜かいのいえ〜

所在地:埼玉県川口市  用途:住宅  種別:新築  構造:木造  延床面積:129.07m2
企画:すまいポート21『設計コンペで建てる家』 構造設計:平木建築構造研究所 施工:サンウッド

埼玉県川口市、ご両親が暮らす実家の敷地内に別棟で計画した住宅。
緑の多い広い敷地は東西2本の道路に面しており、車の出入り、駐車場、将来的な敷地の有効活用も踏まえてどこに建物を建てるのか、様々なシミュレーションから設計はスタートした。
この家のコンセプトとして施主との共通なキーワードになったのは『回遊できる間取り』。1階はLDK←→客間←→洗面室←→ウォークインクローゼット←→吹き抜けの階段から2階へ←→スタディコーナー←→主寝室←→子供部屋と、部屋から部屋へ、上から下へ、ぐるぐる回れるプラン。長くなりがちな廊下にはカウンターデスク、家族の共有本棚や収納、洗面コーナーを設け、単調な通路空間に機能を付加した。また突き当たりになる壁には窓を設けることによって視覚的にも通風的にも行き止まりのない空間となるように配慮している。
敷地南側に隣家が背を向けて並んでいる為、1階LDには大きな窓は設けず、吹抜けを介して十分な採光を確保。代わりに等間隔に並ぶ正方形の窓は絵の額のような印象に変換している。1~2階をゆるやかに繫ぐ1階客間の天井からそのまま吹抜けを立ち上がるヘム(米栂)の無垢板は、時間と共に変化し、この家と共にゆっくりと年を取ってくれる素材である。また施主のもう一つの重要な要望として、耐震等級3相当の構造、制震ダンパー、太陽光発電+蓄電池設備と、十分な災害に対する備えをしている。外断熱工法を採用し、高気密高断熱にも配慮した住宅である。

(外観写真:すまいポート21より提供 テキスト・その他写真:クルー川原崎)

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緑の多い広い敷地の一画に建つ住宅。シャープな印象のガルバリウム鋼板の外壁。

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敷地南側に隣家が背を向けて並んでいる為、1階には大きな窓は設けず2階の大きな窓から採光を確保している。

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1階リビングダイニング。階段の下やダイニング廻りは全て造作収納。正方形の窓は絵の額のように整然と並ぶ不思議な空間。

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1階客間からリビングを見る。天井に貼ったヘム(米栂)板がリビングへと連続し、吹抜けを立ち上がる。右側の窓は、ご両親の住むご実家との連絡口としても機能する。

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2階吹き抜けからの採光を邪魔しないように、シンプルなすっきりとした階段。

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西側にあるご両親の庭の緑を拝借。ダイニングから季節を感じる窓。

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ダイニングから吹抜けを見上げるとスタディコーナーと繋がる。東側からは朝日が射し込む気持ちのよいスペース。

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スタディコーナー。造作のシンプルなカウンターデスク。

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リビング上部の大きな吹抜け。左側の大きな窓から1階の採光を確保している。正面の窓はルーフテラスと視覚的に繋がる。右側のヘム板が貼られた壁の内部は主寝室。

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2階廊下。収納、洗面コーナー、トイレ、家族の本棚。

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L字にカーブし、主寝室廻りをぐるっと回ることができる間取り。突き当たりの壁には窓があり、視覚的・通気的にも行き止まりのない空間。

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主寝室から繋がる大きなルーフテラス。正面のスリット小窓からリビングの様子を伺う事ができる。

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子供部屋。建物完成時は、一部屋として計画。将来、真ん中で間仕切る事ができるように全て左右対称に計画。

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廊下に設けられた洗面コーナー。

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