The BABA HOUSE
高田馬場 The BABA HOUSE
もともとあった飲食店の設備等はそのままに改修。いわゆる居抜き物件の改修計画であり、最近ふえてきたケースで店舗のリノベーションともいえる。
テナントを借りてお店をはじめる時に、物件にすでに同じような業種の内装設備があった場合に一部を再活用するというストック活用。
最近では建築だけのケースでなくテナントリーシングの内装設備部分までおよんでいるかもしれない。
そうなるとどうしても制約もおおくなるが、逆にその制約の中で最善をみつける過程でおもしろくなってい事もリノベーションのいいところかもしれない。
そこに施主もより深く参加せざるを得なくなるので、そこもおもしろくなっていく理由の一つなのか。
そういった計画性と偶発性のようなものが交わる空間になってるようにも思える。
高田馬場にあまりないタイプの新しい飲食店ができあがった。
手前のタイルはあたらしいお店のコンセプトにそって選定されたもの、しかし奥のレンガタイルはもともとあったものでイメージに
100%はあわない。最低限色はそろえるといった事しか手を加えなられない時もある。
だがそこに不思議なアンバランスさがうまれてくるのが面白いところ。
他の現場の解体廃材からひろってきた古材。デッキに使われていたために朽ちてきたので外したものがちょうどすてるところだったので
拾ってきて加工してもらった。